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更新日:2015年9月24日

地元紙の記事から 中日新聞 2015年9月24日

本記事に関する問い合わせ 中日新聞東海本社 電話番号:053-421-7711

二輪車「ライラック」 開発者高須さんが苦労語る

展示のライラックを前に、当時の苦労を話す高須さん=中区で
 浜松市で誕生し、独自の仕組みとデザインで人気を博したオートバイ「ライラック」の展示会(中日新聞東海本社後援)が、浜松市中区の市博物館で開かれている。ライラックを製造した丸正自動車製造の元エンジン開発設計者高須修さん(80)が会場を訪れ、「夢を形にするため暗中模索で頑張った」と開発の苦労を話した。

 展示場には、高須さんが書いたエンジンの設計図が飾られている。立体的で精巧なエンジンの断面図が古いノートに手書きで記されている。「今のように、計算機もなく、歯車もそろばんで百分の一まで計算して設計した」。高須さんはモノづくりのまち・浜松の原点を話してくれた。

 ライラックは一九五一年から本格的に生産。会社が倒産する六七年まで製造された。BMWなどのオートバイを参考に、歯車が付いた金属の棒で動力を伝えるシャフトドライブをチェーンの代わりに採用。チェーンのように切れないため長距離走行に適し、女性受けするかわいらしいデザインで、一世を風靡(ふうび)した。

 開発当時は資料がなく、海外のオートバイの構造を勉強するため、東京の書店に置かれた非売品の本を書き写しに夜行列車で通ったという。高須さんは「不眠不休で夢中になって働いた」と振り返り、「世の中にないものを創り出す独創性を磨き、努力してほしい」と今の技術者にエールを送った。

 六〇~五〇〇ccが生産されたという歴代のライラック約四十台をはじめ、製造工程の写真や、当時のポスターなど約百五十点が会場に並ぶ。

 展示会は十月十八日まで。観覧料は大人三百円、高校生百五十円、中学生以下は無料。問い合わせは浜松市博物館=電053(456)2208=へ。

(小沢慧一)

[9月24日]

反り・刃文 名刀学ぶ 秋葉神社で日本刀入門講座

懐紙をくわえ名刀を鑑賞する参加者=天竜区春野町の秋葉神社上社で
 浜松刀剣愛好会(御室健一郎会長)の日本刀入門講座が二十二日、秋葉神社上社(浜松市天竜区春野町)であり、市民七十人が鑑賞の仕方などを学んだ。

 テーマは「備前刀の魅力」。刀剣王国の呼び声が高かった、現在の岡山県東部の刀工が手がけ、平安から室町末期まで四百年隆盛を極めた名刀だ。

 佐野美術館(三島市)の渡辺妙子館長は優雅な反り、清らな鉄、華やかな刃文に魅力があると指摘。「特に古備前は青く澄む。日本人は青く澄んだところに神が宿ると考えた」と精神性にふれた。

 参加者が名刀を照明にかざし、反りや刃文を確認する鑑賞会もあった。同神社には武田信玄、豊臣秀吉ら名だたる武将が刀剣を献納。国重要文化財の三点を含む名刀の数々がある。

(勝間田秀樹)

[9月24日]

日本舞踊愛好者 アクトで流派を超え発表会

華麗な舞を披露する子どもたち=中区板屋町のアクトシティ浜松大ホールで
 市内の日本舞踊愛好者の年に一度の発表会「浜松おどり」(中日新聞東海本社後援)が二十三日、浜松市中区のアクトシティ浜松大ホールであった。童謡や小唄、長唄の華麗な舞で七百人の観客を魅了した。

 市文化振興財団の主催で、浜松日舞協会に所属する四流派の師匠と門下生ら約五十人が出演した。第一部の子どもの踊りでは、小学生から高校生までの演者が童謡「さくらさくら」や長唄「藤娘」などを披露した。

 協会の花柳絵美舞会長は「違う流派の日本舞踊を門下生も含めて一緒に披露する発表会は珍しいと思う。流派を超えて一丸となって舞台を作り、お客さまに楽しんでもらいたい」と話した。

(長崎高大)

[9月24日]

ペットの命に責任を 遠鉄百貨店で捨て猫の写真展

多摩川で暮らす捨て猫の作品が展示されている写真展=中区で
 捨て猫や虐待された猫を撮影するプロカメラマン小西修さんによる写真展「多摩川の猫」が二十三日、浜松市中区、遠鉄百貨店の「ギャラリー・ロゼ」で始まった。二十八日まで、入場無料。

 市内の動物愛護団体などでつくる「地球といきものたちのまつり実行委員会」主催。二十~二十六日の動物愛護週間に合わせ開催した。

 小西さんは仕事のかたわら、二十五年間、自宅近くの多摩川の野良猫を保護してきた。人間に顔面を蹴飛ばされる虐待を受け、口から血を流す猫や、屋外生活で病気になり、やせ細った捨て猫の写真など四十四枚の写真が展示されている。

 訪れた浜松市北区の男性(70)は「かわいそうな猫ばかり。捨てるなら猫を飼ってはいけないとつくづく思う」と話す。同会の村木恵子会長(67)は「猫は自然で生きていける動物ではない。捨てられた猫がどう生き、どう死んでいくかを知り、動物の命を大切にしてほしい」と話した。

(小沢慧一)

[9月24日]

地元児童が「浦安の舞」 引佐井伊谷宮で例大祭

「浦安の舞」を奉納する児童たち=北区で
 後醍醐天皇の皇子にあたる宗良親王を祭る、浜松市北区引佐町の井伊谷宮で二十二日、例大祭が営まれた。

 拝殿で岡部和弘宮司による神事があり、宗良親王の遺徳をしのぶ祝詞奏上や、参列者による玉串奉奠(ほうてん)が行われた。

 夕方には、井伊谷小学校の五人の女子児童が、扇子や鈴を手に「浦安の舞」を奉納。餅投げや歌謡ショー、手筒花火などもあり、多くの人で終日にぎわった。

[9月24日]

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