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更新日:2023年12月1日

2017年10月定例記者会見

2017年10月26日

(鈴木市長コメント)

サウンドデザインフェスティバルin浜松2017について

音楽の多様性と創造性を追求するため、昨年度開催した「サウンドデザインシンポジウム」に続いて、今年度はその成果を具体的に展開する「サウンドデザインフェスティバルin浜松2017」を開催します。

音の可能性に注目した国内外の事例・取り組みを一堂に集め、サウンドデザインに特化した催しは他都市でも開催例がなく、楽器産業が集積する浜松市ならではのイベントとなります。会場はアクトシティ浜松展示イベントホールで、12月9日、10日の2日間にわたり開催します。

イベントのキーワードは『What is SOUND DESIGN ?』です。

「サウンドデザイン」に対する疑問を好奇心に変え、音楽分野のみならず、教育、医療、アート、街づくりなどさまざまな分野での「音の可能性」を探求し、音と人との新たな関係を創造していくことを目指しています。
ポスターをはじめとするイベント全体のビジュアルデザインにつきましては、国際的に活躍する若手デザイナーを登用しました。

国内外の「音」に関する先進的な製品やアート作品など、60点以上を紹介する展示・体験コーナーに加え、アーティスト・クリエーターによる多彩なワークショッププログラムや、アートユニット「明和電機」のパフォーマンスを含むステージイベントなどを行います。

公式ウェブサイトも本日開設し、イベントのタイムスケジュールや出展作品の確認などや、ワークショップの申込みにもご利用いただけます。
入場は無料ですので、ぜひ多くの市民の皆さまにご来場いただきたいと思います。

浜松市と楽天株式会社との電子図書サービスにおける連携協力について

このたび、浜松市と楽天株式会社は、電子図書による多文化サービス等の充実を目指し、電子図書サービスにおける連携協力に関する協定を締結することとなりました。

楽天株式会社の電子図書は、特に外国語電子図書が充実しているという特徴があり、多文化共生都市を目指す浜松市として、外国語電子図書の提供を行うことは多文化サービスの充実に多大な効果があると判断をし取り組みを行うことになりました。

電子図書サービスを市民に提供し、その活用について調査・研究を行い、利用者の意見をフィードバックすることで、楽天にシステムの改良を進めていただきます。
浜松市としては電子図書を活用した更なる多文化サービスの向上につながげていきたいと考えています。

協定の締結式は、平成29年11月1日(水曜日)に浜松市役所にて執り行う予定です。

連携協力期間は2年間とし、実際に市民の皆さんに利用していただきながら、より良いサービスになるよう、楽天株式会社と連携し進めてまいります。

小中学校普通教室へのエアコン設置について

昨今、夏季の異常な気温上昇が続いており、学校や市民の皆さまからも「児童生徒の健康維持に対する不安がある」「授業に集中できない」といった声も多く聞かれる中、夏季の暑さ対策が必要であると考えています。

このため、市内の小中学校146校、2,396普通教室のうち、自衛隊機の防音対策校等を除く小中学校127校、2,037普通教室を対象に、エアコンを設置することにいたしました。

今年度から現況調査や設置手法の検討等に着手し、設置につきましては平成32年8月末を目途にしております。設置にあたっては、PFIなど、効果的な手法について検討をするための調査費を、11月議会でご提案する予定です。

質疑

浜松市と楽天株式会社との電子図書サービスにおける連携協力について

記者:楽天のサービス利用について市として対価の支払いがあるのか教えてください。
市長:当面は無償でサービスを提供していただき、実証研究を行います。

記者:楽天と電子図書サービスの連携・協力は他の自治体でもありますか?
市長:浜松市が初めてです。楽天の電子図書の特徴は外国語の図書が多いということで、外国人の方がたくさん住んでいる浜松市を実証実験の対象地域として選んでいただきました。

記者:図書の種類は外国語の図書のみになりますか?
文化振興担当部長:日本語もありますが、主には、外国語図書の選定をしていきます。今回は、多文化共生サービスの向上と外国語図書の充実を目的としています。

記者:外国語の言語の種類はいくつでしょうか?
文化振興担当部長:楽天が対応している言語は50言語以上あります。浜松市に多く住んでいる外国人に対応した英語、ポルトガル語、中国語、スペイン語、タガログ語などを選定していく予定です。

記者:このサービスを活用する狙いを教えてください。
市長:日本人の方が外国語を学ぶ場合もありますし、外国から日本に定住された方が母国語で書籍に触れる機会が増えるなど、いろいろな場面で活用できると思います。そのほか活用する方法等を含めて、実証実験を行っていき、効果があると結果がでれば本格的な導入に結び付けていきたいと思います。

記者:利用者の情報は楽天側に提供されますか?
文化振興担当部長:サービスの利用にパスワードが必要なので、設定したパスワード等の情報は提供されます。利用者の住所等、個人情報は楽天側に提供されません。

小中学校普通教室へのエアコン設置について

記者:PFIの活用はどのようなものを想定していますか?
学校教育部長:エアコンの設置箇所が、2,000箇所を超えます。その中で、電気を使用する場合や、ガスを使用する場合などがありますので、他都市を参考にし、PFIやリース、購入する方法または、それらを組み合わせる方法など、一番良い手法を今後調査し選択していきます。

記者:他都市のエアコンの設置状況はどのようになっていますか?
学校教育部長:政令市20市中13市が設置済みまたは設置中です。

記者:費用としてはどれくらいを想定していますか?
学校教育部長:今後調査をして、決まっていきますので、概算ではありますが、50億円程度を想定しています。

記者:年間のランニングコストはどれくらいになりますか?
学校教育部長:電気やガスなどいろいろな手法を今後調査していくので、光熱費等は今後の調査によって、決まっていきます。

記者:授業に集中できないといった声はどれくらいありますか?
学校教育部長:たくさんはありませんが、最近、夏は異常な暑さになりますし、私も実際に学校の教室へ行ったとき、暑さを感じました。今、扇風機が2台ついていますが、十分ではないと思いますので、今後エアコンを設置し、環境を良くしていきたいと思います。

記者:設置時期が平成32年8月末となっていますが、実際、夏場に使用するのは平成33年からということですか?
学校教育部長:夏休みに工事を行いますので、8月に設置すれば、9月の暑い日にも使用ができます。

衆議院議員総選挙について

記者:選挙の結果が出ましたが、市長はどのように受け止めていますか?
市長:一言では申し上げにくいですが、今回の特徴として民進党がある意味分裂をし、希望の党ができ、唐突感や手法に対して、前原さんに批判が出ていますが、私は一定の理解ができます。私もかつて同じところにいた経験がありますので、常に、党内で路線対立があって、いつもバラバラだと言われていて、それをどう解消するかが、長年の問題でした。今回は、ある種それを解消して、リベラルな考え方をもつ皆さんと保守的な信念を持つ皆さんが分かれていくということで、それについては良かったと私は思います。後から言われるように、小池さんの発言が際立ってしまって残念な気がしますが、どこかで結論出さなくてはいけない問題だったので、前原さんの決断は良しとするべきだろうと思います。結果として野党が非常に混乱をしてしまい、私もかつて、保守二大政党というものを目指していましたので、このままだと新しい55年体制ができた感じがします。かつては社会党がリベラルの代表であって、信念の異なる方が、保守系の野党として、民社党を作りました。そういう意味では、立憲民主党があって、希望の党があって、共産党があって、公明党があってというとかつての55年体制に逆戻りのような感じもします。これからどのように永田町の再編劇が起こってくるかわかりませんが、そこが私の関心でもあります。いろいろあると思いますが、野党の中で再編が起こるのか、憲法の問題など国の重要な問題について大連立を組むなど、いろいろな動きがあるかと思います。直接我々は関係ありませんが、注意深く見ていきたいと思います。

記者:浜松市では、8区で希望の党の源馬さん、7区では立憲民主党の日吉さんが当選しましたが、再来年の市長選などに向け、両者とどのような距離感をとっていく考えですか?
市長:私はこの10年完全に無所属です。一党一派に偏さないということで、取り組んできましたので、引き続きそうした取り組みでいきたいと思います。自治体を運営する立場ですので、与党との連携はしていかなくてはいけません。私の今までの人脈を含めて、与党との関係は強化していきたいと思います。

記者:選挙戦で地方自治のあり方が一つ争点になったと思いますが、その点について、市長はどうお考えですか?
市長:あまり争点になっていなかったと感じました。細野さんとも話す中で、安全保障など、国の根幹にある問題については、与野党であまり違いがあってはいけないので、そのうえで違いが出てくるとすれば、地方自治や地方分権になると思います。今回、希望の党も、たぶん細野さんがいれたのだと思いますが、道州制や特別自治市を政策の中に入れ込んでいたので、私と同じ意見を入れていただいたなと思いました。残念ながら、あまり争点にはならなかったので、今後、国会の中で、こうした課題について議論していただければありがたいなと思います。

記者:以前の定例会見で県外で、ゆかりがある方に応援演説に行くと言われてましたが、今回どちらへ応援に行かれましたか?
市長:私が応援に行ったのは、もともとの盟友でもあります、野田佳彦さんと、大変お世話になっている岡山の逢沢一郎さん。もう一人は菅官房長官で、横浜は2回行きました。主に街頭での応援演説と、菅さんのところでは、街宣カーに乗ったり、最終日前日に唯一、菅さんが選挙区に入られた時、前座の応援弁士をさせていただきました。

記者:55年体制に逆戻りしてしまうとの発言がありましたが、注文することがあればお話ください。
市長:私は保守二大政党を目指して、政治活動していた時期もありましたので、理想としては、そういう体制ができればいいと思います。

区の再編について

記者:委員会が進んできましたが、市長の所感があれば教えてください。
市長:素案を提示をし、また今後、区の再編における、区役所のあり方など、住民サービスの提供体制など住民自治のあり方などをご提示をしておりますので、そうした中身について、しっかりと議会の中でも議論いただければと思っております。

三遠南信サミットについて

記者:今回で25年を経過しましたが、今までの成果と課題があれば教えてください。
市長:県境を超えて、これだけのエリアで連携していくというのは、全国的に見ても珍しいな例だと思いますので、これだけ継続してきたのは良い取り組みだと思いますし、中でも、インフラの整備や防災、産業などでいろんな連携事業を行っております。課題といえば、39の市町がありますが、多少、濃淡があるということや、今後さらに連携を進めていくには、どういった連携がいいのか、課題であると思います。地方創生の時代の中で、それぞれの地域が自治体としてがんばることも大事ですが、広域の連携について国としても注目しているので、この三遠南信は時代にもマッチした取り組みだと思います。引き続きこの枠組みを大事にしていきたいと思います。

記者:広域連合の話がありましたが、現状の議論の進捗はどのようになっていますか?
市長:今後、39市町の首長が集まった首長会議があります。
企画調整部長:2年間担当レベルで研究会を行ってまいりましたので、その成果等も発表させていただいて、今後についても議論していきます。

航空自衛隊ヘリコプターの墜落事故について

記者:市から防衛省等に申し入れをしますか?また、美保基地の教育隊の受け入れにも影響があるか教えてください。

市長:一日も早くパイロットなどの捜索が進むことを念じております。私も素人ながら、大変、不思議に思っていて、ヘリコプターはエンジンが止まってもオートローテーションという形で、比較的安全に着陸できるといわれていて、そのような訓練も免許を取得するときにすると話を聞いたことがあります。ベテランのパイロットさんだったということで、海上で、障害物もない状態で、まったく連絡もなく機体が消えてしまったということで、とても不思議な感じがします。まずは、原因究明をしっかりして、再発防止に向けた取り組みをしていただきたいと思います。そうした申し入れを県とも協議した中で、基地または防衛省にしていくことを今考えています。美保基地からの受け入れについては、まったく別の機体ですし、特に影響がないと思っています。

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