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更新日:2023年12月1日

2016年9月定例記者会見

2016年9月23日

(鈴木市長コメント)

浜松市戦略計画2017の基本方針について

「浜松市戦略計画2017の基本方針」について、発表いたします。

基本方針は、浜松市総合計画を推進するに当たり、平成29年度に重点的に進める政策の方向性を示すものです。

平成29年度は、重点化テーマに「未来をつくる提案・行動」を掲げました。

人口急減・超高齢社会に歯止めをかけるため、浜松市“やらまいか”人口ビジョンに掲げた、2035年までに合計特殊出生率を2.07、2020年までに東京圏との社会移動を均衡させるという目標の達成に向け、総合戦略の基本目標である3つの考え方に基づき市政運営を進めます。取り組みについては、オール浜松の知恵を結集し、地域資源を活かす新たな提案や現在のライフスタイルに変革をもたらす提案を次々と生み出し、それらを具現化するため積極的に行動してまいります。

1つ目は、「若者がチャレンジできるまち」です。

若者を始めとした子育て世代の生活基盤を安定させるため、ベンチャーを中心とした企業誘致の推進、創業や海外展開の支援、農林水産物の販路開拓による魅力的な雇用の創出とともに、UIJターン就職の推進、女性の活躍促進などによる労働市場の活性化、ワーク・ライフ・バランスの普及啓発による働きやすい環境づくりに努め、若者世代の転出抑制・転入促進を目指します。

2つ目は、「子育て世代を全力で応援するまち」です。

子どもを生み育てたいと思えるまちを目指し、出会いの場の拡充、保育の充実などに官民協働で取り組み、結婚・妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援を行うとともに、進学などにより浜松を一時的に離れても、浜松に戻りたい、浜松で働きたいと思い続けるように子どもたちの愛郷心を育みます。

3つ目は、「持続可能で創造性あふれるまち」です。

井伊直虎を中心としたプロモーションにより、都市の魅力を発信し、市内外の人を引き寄せる施策を進めるとともに、拠点ネットワーク型都市構造の形成や三遠南信地域、遠州地域の広域連携の推進により、持続可能な都市を目指します。

こうした考え方に基づき、産業経済、子育て・教育など7つの分野別計画の重点施策を定めています。

今後、予算・職員などの戦略的な資源配分を行うため、本方針に基づく予算編成を進めます。

浜北区役所のなゆた・浜北への移転について

現庁舎の老朽化が進む浜北区役所を「なゆた・浜北」に移転し、公共施設の集約・有効利用を図るとともに、利用者の利便性の向上及び地域の活性化につなげてまいりたいと考えています。

現在の浜北区役所庁舎は、最も新しい北館でも築40年以上と老朽化が進んでおり、当時の庁舎に増築を重ねた施設であるため段差が多く、市民の皆さまにご不便をおかけしている状況にあります。

また、災害時の拠点としての機能も劣っており、早急な対応が求められていたことから、なゆた・浜北へ区役所の移転を決定したものです。

今回の移転にかかる「なゆた・浜北」の主な改修としては、

  • 区役所機能移設に伴う、OAフロアー、電気、空調設備等の改修
  • 災害時拠点の機能強化のための防災用発電機の設置

等を実施しております。

なお、新浜北区役所での業務は10月11日(火曜日)午前8時30分より開始します。

平成28年度浜松市教育文化奨励賞受賞者の決定について

本市では、「浜松市教育文化奨励賞」を設け、市民などの活動を奨励する「地域文化賞」と、国内外において広く活躍する方を顕彰する「浜松ゆかりの芸術家」をそれぞれ授与しております。

このたび、平成28年度の受賞者が決定しましたので、発表します。

地域文化賞は高校教諭で川柳選者の今田 久帆(いまだ ひさお)さん、浜松ゆかりの芸術家は講談師の田辺 一邑(たなべ いちゆう)さんです。

受賞者の概要につきましては、資料をご覧いただきたいと存じます。

なお、授与式を11月2日(水曜日)に行います。

また、浜松ゆかりの芸術家については、来年度、受賞を記念する事業の開催を検討しております。記念事業の時期及び内容については、決定次第お知らせします。

ザ・山フェス~「やま」と「まち」のコラボによる山の魅力体感イベント~の開催について

来る、10月1日(土曜日)、2日(日曜日)の2日間、都市部の皆さまに、本市中山間地域の素晴らしさを紹介するイベント『ザ・山フェス~やまとまちのコラボによる山の魅力体感イベント~』を開催します。

場所は、ギャラリーモール「ソラモ」、時間は、土曜日は午前10時半から、日曜日は午前10時から、両日とも午後4時までの開催となります。

今回で3回目を迎えるザ・山フェスでは、明日(9月24日)定期公演を行う「浦川歌舞伎」の出張特別公演や、「水窪祭り」で人気の仮装団体のパフォーマンス、企業の協力も得て実施する「山ボーイズ&ガールズファッションショー」などのステージイベントが催されます。

また、地域ごとに作られたブースでは、中山間地域の特色を生かした企画がいろいろとあり、楽しい交流体験ができます。美味しい山の幸の試食、販売のほか、山の観光など情報案内コーナーも用意しています。これから秋の行楽シーズンを迎えるにあたり、地元の人しか知らない、耳よりの情報もありますのでご期待ください。

日曜日には、私も会場に伺い、山の魅力をトップセールスする予定です。

山の魅力満載の2日間、ぜひ『ザ・山フェス』に足を運んで、山の魅力を体感しするとともに、中山間地域に暮らす人たちとの交流のきっかけとしていただきたいと思います。

ニューヨーク対日投資シンポジウムの報告について

9月19日(月曜日)にアメリカ・ニューヨークにて開催されました「対日投資シンポジウム」に自治体首長の代表として参加し、250人を超える米国企業関係者に対して、本市の魅力をPRしてまいりましたので、その概要を報告いたします。

本シンポジウムは、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催し、経済産業省と本市の共催により、世界の有力企業が集まるニューヨークにおいて、日本政府の成長戦略と日米経済関係の更なる発展をテーマに開催されたものです。

国連総会に合わせて訪米した安倍総理が冒頭に登壇し、来場者にアベノミクスの成長戦略と日本経済への信認を訴えるとともに、著名な経済学者、金融エグゼクティブが日本の経済政策、市場の可能性を解説したほか、日本で活躍する米国企業トップが、日本におけるビジネスのメリットや投資先としての日本の魅力を紹介されました。

本市は、市内企業が有する高い技術力や本市の産業集積、また企業立地支援などの産業政策をプレゼンテーションすることにより、技術立国「日本」における本市の存在感と国内有数の投資環境をアピールし、本市にとって初となる対日投資に向けたトップセールスを成功裏に終えることができました。

参加者からは、本市が有する優れたビジネス環境として「産業集積」や「産学官連携」へ高い評価をいただき、今後、本市への外国企業誘致等を進めるうえで手ごたえを得ることができました。

今後も、「ものづくりのまち浜松」の国際的な認知度を高めることで、輸送用機器や楽器、光関連機器等の本市が強みを持つ産業のさらなる進化に向けた国際企業間連携や外国企業誘致を目指した取り組みを進めてまいります。

私からの報告は以上です。

20160923 

浜北区役所の移転について

記者:政令市になってから区役所が移転するのは初めてですか?あと、現行の区役所の今後の処遇、引っ越し作業のスケジュールを教えてください。
市長:区政施行後、初めての移転です。2点目ですが、土地の利活用については今後検討していきます。
浜北区長:引っ越しは8・9・10日の3日間で順次行っていきます。それまでの間に職員が自分の荷物をまとめて、あとは引っ越しの業者が行うことになります。

記者:旧庁舎の建物を取り壊すかどうかも決まっていませんか?
市長:建物は取り壊します。
浜北区長:建物については、今年度取り壊しの設計を行って、来年度には取り壊しをしたいと考えています。

ニューヨーク対日投資シンポジウムについて

記者:今回の手ごたえと浜松のどのような点をアピールしてきたか教えてください。
市長:今回は浜松単独での開催ではなくて、国の投資セミナーに自治体代表としてお招きをいただいたということで、国の後押しをいただいて浜松を大きくアピールできたのではないかと思います。もともと浜松には世界的な大企業がいっぱいありますが、浜松自体はまだ認知度が低かったので、今回アピールできたのではないかと思います。その中で浜松の立地、東京と大阪の中間で、道路や鉄道、空港などのアクセスもいいということで、投資するにはもってこいの場所だということや、大企業だけでなく技術力のある中小企業がたくさんあって非常にメリットがあるということ、浜松が大規模工業団地を造成しているということ、日本有数の立地補助金など、いろいろ投資を招き入れる施策を推進しているということをお伝えしました。さらに事例として、GRUNDFOSという世界有数のポンプメーカーの日本の本社機能と工場を浜松に置いていただいていますが、もともとほかの場所にあったものが、浜松が東西の中心にあっていいということで、移転をしていただいた事例を紹介して、もし日本に投資をするのであれば最高の投資環境にある場所だということを強くアピールしてきました。

記者:現地1泊はなかなかハードスケジュールでしたか?
市長:こんな機会はないので、これを逃す手はないと。まだ体は元気ですので特に支障なく行ってきました。

記者:これまで浜松がこういった活動をしたことがあるかということと、企業を誘致するにあたって新しい優遇措置を検討することはありますか?
市長:今までは浜松の企業が海外で活動しやすいように、特に東南アジアを中心にタイ・ベトナム・インドネシア政府とMOU(覚書き)を結ぶなど、海外での活動支援が主でしたが、今安倍政権の政策でも海外の投資を呼び込もうという方針が出されていますので、これは我々も活用したいと考えています。ただ、単独でできる取り組みではないので、国の大きな枠組みの中で、そこに代表として出させていただいたことは、大変ありがたいことですし、今後もしこういう機会があればどんどん活用していきたいと考えています。
それから優遇策ですが、浜松は外国企業・国内企業を問わず、立地を希望する企業に対してはかなりの優遇策をもっていますが、例えば外国人労働者の活用をしやすくするなど、今特区で外国人人材の活用についての規制緩和をやっていきたいという希望もありますので、その特区が可能になれば新たな支援策になるのではないかと思います。

記者:特区の申請はもうしたのですか?
市長:もうしました。ヒアリングも終わっています。
企画調整部長:特区については、来週の特別委員会にて詳細を報告します。

浜松市戦略計画2017の基本方針について

記者:重点化テーマに「未来をつくる提案・行動」を掲げていますが、このテーマを掲げた理由と思いを教えてください。
市長:大きな方針・計画はできているので、あとは具体的な取り組みをどんどんやっていかなくてはならないということで、市だけでなくオール浜松でいろいろな提案をいただいて、それを具現化することで計画を先に進めていこうと今回このテーマを掲げました。

民進党の代表選について

記者:代表選の受け止めと今後の政党運営についての期待を教えてください。
市長:公党のことなので特にコメントすることはないですが、個人的な思いから言うと、今安倍政権が進めている構造改革やTPPの推進などは、本来民進党がやらなくてはいけないような施策ですので、足を引っ張るのではなく、前向きで建設的な堂々とした議論を展開していただければと思います。

記者:地方自治体の首長として地方にこう向き合ってほしいといった要望はありますか?
市長:もともと民進党も道州制など、地方分権推進には前向きでした。今は地方分権推進は与党の中でも停滞していまして、基本法案も止まっていますので、ぜひこうした地方分権を発進していただければと思います。

日銀のイールドカーブ・コントロールについて

記者:県内からは歓迎する声と検証が不十分ではないかという声がありますが、市長は浜松経済に与える影響をどう考えますか?
市長:今回の日銀の決定が、目標である2%の物価上昇に有効かどうかは私にはわかりませんが、これは初の試みということですし、今までかなり異次元の緩和政策を行ってきましたが限界だったので、ここで新しい方向性を見出されたのかなと、今後の状況を見てみないと何とも言えないというのが率直なところです。

野球場建設について

記者:商工会議所からの要望や野球場建設に関するシンポジウムなどいろいろな動きがありますが、現状は特別委員会の動きを見守りながらということになりますか?
市長:我々としては、方針ははっきりしていますので、あとはそれについて議会のほうできちっと議論していただきたいと思います。こういうのは動きが止まってしまうとトーンダウンしてしまうので、この前の商工会議所からの要望は、そういう意味ではありがたい要望だったと思います。基本的には今後の特別委員会の動向を注視していきたいと思っています。

記者:特別委員会の資料で、候補地についての検証がされていましたが、やはり篠原地区に絞られてきていますか?
市長:現実的に投資金額や土地の確保などを考えれば、他に選択の余地はないのではないかなと思います。夢は語れますが、現実的に対応していくとなると、それは諸条件の中で篠原地区が最適だと思っています。

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