ホーム > 市政情報 > 市長の部屋 > 明日へのとびら > 市長コラム(平成30年3月)

市長の部屋

ここから本文です。

更新日:2018年3月5日

市長コラム(平成30年3月)

浜松城と出世の街

昨年は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」で浜松全体が大いに盛り上がりました。大河ドラマ館は、最終的に78万人が来場し、近年のドラマ館では第2位の記録を達成しましたし、龍潭寺などのゆかりの地も多くの観光客で賑わいました。結果的に大きな経済波及効果がもたらされただけでなく、浜松には「歴史」の魅力もあるというレガシー(遺産)を得ることができました。今後はこのレガシーを、地域の活性化に生かしていきたいと思います。

既に市内のお城に好影響が出ています。「発見!ニッポン城めぐり」という人気アプリの中で、毎年実施している全国3000城を対象にした入場者ランキングで、トップ300に浜松の6城がランクインしました【浜松城(13位)、井伊谷城(88位)、二俣城(162位)、高根城(169位)、鳥羽山城(183位)、三岳城(278位)】。一つの地域に6城も入ったのは全国最多で、特に浜松城は、大坂城、岐阜城、岡崎城などの名だたる名城を抑えて、昨年の54位から一気に13位に急上昇しました。浜松は「お城の街」と言っても過言ではありません。

市長就任以降、市民の皆さんからの要望もあり、浜松城を活用したシティプロモーションに取り組んで参りました。しかし残念ながら、天守閣自体は昭和33年に再建されたもので、土台となっている野面積みの石垣以外は、歴史的価値はありません。そこでハードの城郭ではなく、「出世城」という名前に秘められたエピソードを活用したソフト施策を中心にPRに努めました。

ご存じの通り、家康公は29歳から45歳までの17年間、浜松を拠点に甲斐や駿河を平定しました。結果、この地で五万石の小大名から百万石の大大名にまで飛躍をし、天下統一の礎を築きました。また江戸時代には、代々の城主が、老中などの幕府の要職に栄転をしました。現代でいえば、浜松支店長を務めたサラリーマンの方が、東京の本社へ戻って役員に昇進するようなものです。さらに明治以降も、次々と世界的経営者が生まれたことから、浜松は「出世運」に満ちた地であるということで「出世の街」をアピールして参りました。浜松のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」も、この流れの中から生まれたものです。

こうしたこれまでの取り組みが、昨年の大河ドラマで花開き、加速されたのではないかと思います。いよいよJR6社が静岡県を大々的に盛り上げてくれるデスティネーションキャンペーンも始まります。大河ドラマで培ったレガシーを、引き続き観光やシティプロモーションに生かして参ります。

2018年3月

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所企画調整部広聴広報課

〒430-8652 浜松市中区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?