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更新日:2023年12月1日

市長コラム(平成27年10月)

歴史文化で地方再生

今年は地方創生元年。人口減少時代を迎える中、政府は、東京一極集中を解消し、日本全体を元気にすることを目標に、総合戦略を策定し、本格的に地方創生に取り組む構えを見せています

一方、全ての地方自治体に、それぞれの人口ビジョンと総合戦略の策定を義務付けており、その中味を見れば「自治体自身が知恵を出し、汗もかいて努力しなさい。そういう地域を国も支援する」という内容になっています。考えてみれば当たり前の話であり、今後全国で知恵比べが始まります。

こうした地域おこしの一つに、歴史文化を活用した活性化があります。うまくいけば、観光客の増加など、交流人口の拡大につながり、大きな経済波及効果が期待できます。中でもNHK大河ドラマなど、影響力のある番組のテーマに取り上げてもらう方法は有効であり、多くの地域が誘致合戦を繰り広げています。

浜松も豊富な歴史資源を有していることから、さまざまなチャンネルを通じてアプローチをして参りましたが、このたび、再来年の大河ドラマに「井伊直虎」が決定しました。直虎公は、別名「女城主」と呼ばれ、戦国の激動の中で、女性ながら井伊家を守り抜き、後に徳川四天王の一人として、家康公の天下取りに大きく貢献した、井伊直政公を育て上げました。

菩提寺は龍潭寺ですので、龍潭寺をはじめとする湖北五山、引佐・浜名湖地域などが、脚光を浴びることが想定されます。今後、市をあげて盛り上げていきたいと思います。

さて今月号の特集は、家康と遠江の国衆ですが、現在、徳川家康公顕彰400年記念事業が、浜松市、静岡市、岡崎市の連携の下で行われています。岡崎市は家康公生誕の地。静岡市は天下統一後、大御所として晩年を過ごした場所。浜松市は、家康公が29歳から45歳までの17年間居城を構え、天下統一の礎を築いた場所です。家康公にとって、人生で最も重要な時期を過ごした地でありながら、戦いに明け暮れた激動の時代でしたので、あまり資料や遺物が残っていません。これはとても残念なことです。

そこで顕彰400年を機に、若き家康公を「見える化」しようということで、静岡文化芸術大学・磯田道史教授監修の下「立体しかみ像」「三方原合戦のジオラマ」「若き日の家康公の3D像」を制作しました。どれも圧巻の出来であり、見事に若き日の家康公を再現しています。今後、浜松の宝物にしたいと思います。

家康公顕彰事業のフィナーレは、11月に渚園で開催される「ゆるキャラ(R)グランプリ2015in出世の街浜松」です。この最終日にあたる23日に、今年のゆるキャラ(R)グランプリの発表があります。ここで何としても「家康くん」を日本一に!悲願達成のためには、市民の皆さんの絶大なるご支援が必要です。毎日が投票日。どうぞ最後まで、よろしくお願い申し上げます。

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