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更新日:2023年12月1日

市長コラム(平成26年8月)

大反響、健康寿命日本一!

皆さん、日本の中で最も健康で長生きできる街が、浜松市だということをご存じですか。

厚生労働省が、政令指定都市20市の健康寿命を調べた結果、浜松市が男女とも日本一だということがわかりました。健康寿命とは、健康な状態で生活できる生存期間のことです。一方、平均寿命は寝たきりや病気の人も含めた数字ですので、最近は健康寿命が注目されています。病気の状態で長生きするより、健康で長生きした方がいいに決まっていますから、健康寿命が注目されるのは、至極当たり前のことです。

浜松市の場合、男性が72.98歳。女性が75.94歳です。最下位は男性が大阪市の68.15歳。女性が堺市の71.86歳です。ともに4歳くらい浜松市が長いのですが、平均で4歳というのはすごい差です。ちょうどオリンピック1回分くらいの差ということになります。ちなみに浜松市は、ガンの死亡率も低いそうです。

浜松市の健康寿命が長い理由として、専門家の分析では、喫煙率の低さと就業率の高さを挙げていました。ともに浜松市は全国平均を大きく上回っています。確かにさまざまな病気の原因となるたばこを吸う率が低ければ、健康に過ごせる確率が上がるでしょうし、仕事でやりがいを感じていることも健康の秘訣(ひけつ)のように思われます。

しかし、要因はそれだけでしょうか。最近は私のところにも、この件で取材が来るのですが、私は「浜松はストレスを感じることの少ない、住みやすい街だということと、医療体制がしっかりしていること」を要因として挙げています。

転勤族として、全国各地に赴任した経験のある人から、しばしば浜松は住みやすい街だと言われます。またそうした人たちの中で、定年後、浜松を終(つい)の棲家(すみか)に選ぶ人が多いということも聞きます。特に「これだ」と特定できませんが、気候や市民の気質も含めて、浜松は何となく住みやすい、ストレスを感じることの少ない街なのではないでしょうか。そしてそのことが、健康寿命日本一の1番の要因ではないかと考えます。

もう1つ重要な要素は、浜松市は医療体制がしっかりしているということです。昔から「浜松方式」と呼ばれている「診療所と病院の連携、病院どうしの連携」は、日本一と言っても過言ではありません。最近も医師会や各病院の皆さんが、熱心に市民の健康増進のための啓発などに取り組んでいただいています。こうした医療機関の活動は、全国に誇りうるものだと思います。

他にもお茶がいいとか、うなぎやミカンが健康寿命を延ばしているとかの論評もありますが、とにかく健康で長生きできるということはいいことです。

市も引き続き、健康寿命を延ばすための施策にまい進するとともに、健康寿命日本一を、全国にアピールしてまいります。

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