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更新日:2023年12月1日

市長コラム(平成24年9月)

はままつ市長の部屋

3年に1度のピアノの祭典 2012年9月号

3年に1度のピアノの祭典
▲第7回優勝者チョ・ソンジンさん

音楽のまち浜松を代表するイベントといえば、間違いなく3年に1度開催される「浜松国際ピアノコンクール」といえるのではないでしょうか。
今回で8回目を迎えるこのコンクールは、若手ピアニストの登竜門として国際的に高い評価を受けています。
前回の第7回大会から、市長として実行委員会会長を務めさせていただいておりますが、将来有望な若手ピアニストが、世界各地から集まる素晴らしい大会であることを改めて実感しました。
前回大会では、弱冠15歳(当時)の韓国の新鋭、チョ・ソンジンさんが優勝しました。審査委員長をお務めいただいた中村紘子先生が天才と絶賛されたその才能は、素人の私でも十分理解できるほど素晴らしいものでした。
その後、チャイコフスキーピアノコンクールで3位になるなど、着実に実力をつけているチョ・ソンジンさんが、今回のオープニングコンサートを務めてくれます。少し大人に近づき、進化したであろう彼の演奏が楽しみです。
チョ・ソンジンさん以外にも、アレクサンダー・コブリンさん、ラファウ・ブレハッチさん、アレクセイ・ゴルラッチさんなど、浜松のコンクールをステップに、その後ショパンコンクールなどの名だたる国際コンクールで優勝し、世界で活躍しているピアニストが数多くいます。
このように浜松のコンクールは、若手の登竜門と評価されるにふさわしい実績をあげてきています。今回は応募者数も増えたのですが、特に日本人の応募が多いのが特徴です。日本人の優勝者が出るかもしれません。ぜひ、多くの市民の皆さんにコンクールに足を運んでいただきたいと思います。
浜松市は、ヤマハ、カワイ、ローランドという3大楽器メーカーが集積する、世界に例を見ない楽器のまちです。この特徴を生かして、栗原市長の時代から音楽のまちづくりを進めてきました。
そうした実績を世界に示すため、現在ユネスコが主催する創造都市ネットワークへ、音楽部門で加盟申請をしています。これまでの加盟都市は、ボローニャ(イタリア)、セビリア(スペイン)、グラスゴー(イギリス)、ゲント(オランダ)の4都市です。浜松が加盟できれば、アジアで初となり、音楽のまちづくりに大きな弾みとなります。
そのためにもぜひ、第8回浜松国際ピアノコンクールを成功させたいものです。

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