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更新日:2023年12月1日

市長コラム(平成24年5月)

はままつ市長の部屋

新生!浜松まつり 2012年5月5日号

凧揚げ
今年、2年ぶりに浜松まつりが実施されます。各町とも2年分の初子祝いを行うので、準備からまつり本番まで大変だったと思います。この広報紙が配られるころは、ちょうどまつりの最中です。2年分の思いをぶつけあい、まつりは、大いに盛り上がっているのではないでしょうか。
昨年は、東日本大震災が3月11日に発生し、浜松まつりの実施の可否について、多くの関係者が本当につらい思いをしました。発災直後で、日本全体が喪に服している状況でしたので、とてもまつりはできないという意見から、伝統のまつりだから、規模を縮小し、鳴り物などを控えてでもやるべきだという意見まで、喧々諤々の議論が行われました。
最終的には、初子さんの辞退や寄付辞退などが相次いで、現実的に実施が困難だという自治会の皆さんの意見や、規模を縮小したり、鳴り物を控えてまでやっても、それは本来の浜松まつりではないので、今年は潔くやめようというまつり関係者の意見を酌んで、中止という結論に至りました。中止決定後も、さまざまな意見を頂きましたが、結論はよかったと思います。
一方、まつりの意思決定過程が不明瞭だとか、運営に参加町や参加者の意思が反映されていないという批判が相次ぎました。確かに、過去の経緯を調べてみると、組織自体が変遷を繰り返し、実施主体がどこなのかも、分かりにくくなっていました。
参考に全国のまつりの状況を調べてみると、ほとんどが参加者による実行委員会方式で運営されており、浜松まつりも以前は、同様の実行委員会で運営されていたことが分かりました。
そこで、昨年の中止を機に、まつりの運営組織を見直し、本来の実行委員会方式に戻し、参加者の意思がもっとストレートに反映できるような改正が行われました。
今年は、新組織での初めてのまつりです。表面的には以前と変わらないかもしれませんが、随所に参加町や参加者の意見や思いが生かされていると思います。観光やまちの活性化など、さまざまな効果が期待されるまつりですが、まずは参加者が納得いく運営がされているということが大切です。
新生浜松まつりが今後も大いに発展することを、一人のまつり好きとしても願わずにはいられません。

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