更新日:2017年9月20日
浜松市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)
浜松市役所では、平成15年3月に「浜松市地球温暖化防止実行計画(第1期計画)」を策定して以降、率先的に自らが排出する温室効果ガスを削減するための取り組みを行ってきましたが、第3期計画期間が平成26年度をもって終了したことから、後継計画として「浜松市地球温暖化対策実行計画【事務事業編】(第4期計画)」を策定しました。
本計画に基づき、今後も率先して省エネルギー対策や新エネルギーの導入を進める予定です。
※市域の温室効果ガス排出量を削減するための「浜松市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」と併せて、取り組みを行います。
温室効果ガス削減目標
区分
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温室効果ガス排出量
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基準年度比
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基準年度(平成25年度)
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195,056トン
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-
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目標年度(平成32年度)
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171,715トン
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-12%
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平成25年度時点の温室効果ガス排出状況
市役所から排出される二酸化炭素の内訳

市役所から排出される温室効果ガスのうち、9割以上を二酸化炭素が占めています。排出原因別に見ると、施設における電気や燃料等のエネルギー使用で55.5%、公用車の燃料使用で1.3%、廃プラスチック・合成繊維焼却で43.2%となります。
排出原因別の取組内容(平成32年度までの目標)
(1)施設の運営に伴うエネルギー使用
- 10年以内の投資回収が見込まれる、費用対効果の高い省エネルギー改修を積極的に実施します。
- 太陽光発電システムを中心とした再生可能エネルギーの活用を広げていきます。
- 施設の新設又は大規模改修時には、LED照明や高効率空調機などの省エネルギー設備等を積極的に導入します。
- 市内に設置されている道路照明灯(約1万2千基)を全てLED照明に更新します。
- 施設のエネルギー使用状況を把握・分析し、継続的に改善を行います。
- 施設の運用状況を省エネの観点からチェックする「省エネパトロール」を実施します。
- 施設を中長期的な視点から企画・管理・活用することで、エネルギーの最適化を図ります。
- 効率的なエネルギーの使用を図る「エネルギー管理標準」を活用します。
- 二酸化炭素排出係数の低い電気事業者からの電力購入など、環境配慮契約を推進します。
- 省エネルギーの専門家による省エネルギー診断を実施します。
(2)公用車の利用に伴う燃料使用
- 電気自動車やプラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車等の次世代自動車の導入を検討します。
- 公用車を更新する際は、グリーン購入ガイドライン適合率100%を目指します。
- エコドライブ講習会やエコドライブステッカーの張り付けにより、エコドライブの意識向上を図ります。
(3)廃プラスチック・合成繊維の焼却
- 資源物集団回収やリサイクルステーションなどにより、古着類の回収・リユースを行います。
- 「浜松市廃棄物の減量及び資源化並びに適正処理等に関する条例」により、大規模建築物所有事業者を対象に、減量・資源化・適正処理計画書の作成・提出を義務付けます。
- 事業者、消費団体及び市で締結する「レジ袋削減に向けた取組に関する協定」を通じて、レジ袋削減に取り組みます。
- 年代に応じた環境教育の実施により、ごみ処理に関する意識向上を図ります。
- ごみ処理施設の新設及び統廃合の推進により、効率化を図ります。
計画の進捗状況の公表
温室効果ガス排出量及び取り組み内容は、毎年1回、ホームページ等を活用して市民や事業者の皆様に公表していきます。
<第3期計画(前計画)の進捗状況>
浜松市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)をご覧になりたい方は
- 計画策定の背景
- 前計画の推進状況
- 基本事項
- 温室効果ガスの年間排出量
- 温室効果ガス種類別の排出量
- 二酸化炭素の排出状況
- 二酸化炭素以外の温室効果ガスの排出原因
- 温室効果ガスの削減目標
- 温室効果ガス排出削減に向けた取組内容
- その他の温室効果ガス排出量増減に係る事項
- 環境マネジメントシステムの運用による進捗管理
- 推進体制
- 実施状況の点検・評価
- 実施状況の公表
- 旧計画の実績
- エネルギー使用量の削減による光熱費節減状況
- 浜松市役所における温室効果ガス排出量算定表
- 温室効果ガス年次削減目標
- 省エネルギー改修実施事例集
- 市有施設における再生可能エネルギーの活用状況
- 浜松市包括的エネルギー管理標準