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更新日:2015年11月10日

未来の浜北作文コンクール受賞作品「自然がいっぱい」

「自然がいっぱい」

浜松市立赤佐小学校六年 花島 陽向(はなじま ひなた)

 ぼくは、自分の住む浜北が大好きだ。その浜北の三十年後を考えた時、ぼくはまず、地下鉄が走っているといいなぁとか、USJやディズニーランドみたいな大きなテーマパークができているといいなぁとか、ロボットが店員さんの商店街があったらいいなとか考えた。でも、そういう町は未来には他にもたくさんできるんじゃないかと思った時、ぼくは浜北に自然豊かで災害に強い町になっていてもらいたいと思うようになった。
 今でも浜北には森林公園があったり、川が流れていたり、きれいな自然がたくさんある。でも、ぼくのお父さんが子供のころの話を聞くと、子供たちが野球をしたり、缶けりをしたり、鬼ごっこをして遊べる空き地が今よりずっとたくさんあり、魚やザリガニがいっぱい採れる川があった。もっと昔、ぼくのおばあちゃんが子供のころは、夏の初めには家のすぐ側でホタルが見れた!!なんて話を聞くととてもうらやましく思う。今は、ぼくたちが自由に遊べる空き地も、魚やザリガニがたくさん採れる川もほとんどないし、ぼくはホタルを森林公園でしか見たことがない。だから、ぼくは、三十年後の浜北にそんなすてきな場所がたくさんできていてほしい。そのためには、空き地にゴミを捨てたり、雑草が生えたまま
にしておいてはいけないし、川や池、沢を汚すような生活排
水を出してもいけない。一度、なくしてしまったものは、みんなの力で取り戻さないといけないんだと思う。そうしたら、浜北は今よりもっと子供たちの元気な声がひびく町になるし、近所のみんなが集まる場所が出来れば地域の人たちがみんな仲良しになれる。
 そして、それは、ぼくが思うもう一つの三十年後の浜北の姿にもつながっている。人が集まる空き地がいろんなところにあれば、大きな地震があった時、そこがみんなのひ難場所になったり、仮設のトイレを設置する場所になったり、届けられた荷物を保管する場所にもなる。ヘリコプターだって着陸することができる。ヘリコプターが着陸できれば、けが人を運ぶことだってできる。きれいな水が流れる川や池があれば、お風呂に入れなくてもその水で体をふいたり、物を洗ったり、簡単に川の水を飲み水にできる機械ができていれば、川や池の水を飲み水にだってできるかもしれないのだ。そして何より近所の人とふ段から仲良くしているといざという時、みんなで助け合うことができる。それが、災害に強い町の第一歩だと思う。
 三十年後の未来の浜北が昔のようなきれいな自然に囲まれ、それをいざという時、活用できる様にこれから大人になるぼくたちががんばっていかないといけないと思う。

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