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更新日:2021年2月15日

赤ちゃんについて

0か月から1か月頃の赤ちゃん

赤ちゃんの誕生、おめでとうございます。
生まれてから4週間(新生児期)は、お母さんのおなかの中から出て、外の世界に慣れる時期です。慣れるために、からだの調子を合わせています。
心配になることもあります。でも、ゆったりとした気持ちで赤ちゃんと過ごしましょう。

体重と身長

普通、生まれたときの体重は3000gくらい、身長は50cmくらいです。 生理的体重減少といって、生まれてから2日から3日して体重が減ることがあります。7日から10日くらいで生まれたときの体重に戻ります。
体重の増え方を心配するお母さんがたくさんいます。でも、元気に泣いて、お乳を飲んで、顔が丸くなって、おしっこやうんちが出ていれば、心配いりません。
母子健康手帳の中に乳児身体発育曲線があります。赤ちゃんの体重・身長を記録しましょう。黒い線の中で、同じようなカーブになれば大丈夫です。(体重が少なく生まれた赤ちゃんも同じようなカーブなら心配ありません)

うんち

生まれてはじめてするうんちを胎便といいます。
黒色をしていて2日から3日するとだんだん黄色になります。水っぽかったり、つぶつぶが混じっていたりします。回数も1日10回する赤ちゃんもいます。2回から3回の赤ちゃんもいます。
緑色のうんちもあります。よくお乳をよく飲み、元気なら心配ありません。灰白色・黒色・血便(うんちに血が混じる)のときはお医者さんにみせましょう。

お乳を吐く

赤ちゃんは胃の入り口がちゃんとしまりません。お乳を吐くことがよくあります。
吐いた後もいつもと同じなら心配ありません。授乳のたびにはげしく吐いて、顔色が悪くてぐったりしているときは、お医者さんにみせましょう。

皮膚

赤ちゃんの皮膚は血管を通る血液が透けて見えます。赤っぽいピンク色をしています。
おしりや背中・ももにある青いあざを蒙古斑と言います。表皮の下にメラニン色素細胞が多いためできます。成長すると薄くなって消えます。赤いあざもよく見られます。まぶたやうなじにある盛り上がりのないあざは、自然に消えるあざです。いちごのような赤い盛り上がったあざ(いちご状血管腫)も、成長すると消えます。

黄疸

生まれてから2日から3日くらいから黄疸がでます。皮膚の色が黄色っぽくなります。
2週間くらいで消えます。1か月より長く続いたり、うんちが白くなったときは、お医者さんにみせましょう。

へそのお

生まれてから1週間くらいでとれてきれいになります。きれいにして乾燥させるように気をつけます。病院で教わった方法で手当てしましょう。とれたあとが水っぽかったり、血がにじんだりしているときは、お医者さんにみせましょう。

部屋

明るくきれいで静かな部屋にします。部屋の温度は冬、15度より下にならないようにします。夏は27度から28度くらいにしましょう。
冬、暖房する時は換気をしましょう。夏はエアコン・扇風機を使っても良いです。直接、風をあてないようにしましょう。

栄養

母乳(おっぱい)は赤ちゃんに一番いい栄養です。お母さんも赤ちゃんも、はじめての経験です。はじめから上手には飲ませられません。あせらずに吸わせましょう。 生んでから1週間くらいから母乳が増えてきます。時間にこだわらず、赤ちゃんの様子をみながら欲しがる時に吸わせましょう。

きれいに

赤ちゃんの世話をする前は手を洗います。また爪が伸びていないか気をつけます。 おむつを換えた後は、せっけんで手をきれいに洗います。
おむつは何回も換えます。ぬれたおしりはぬるま湯にひたしたガーゼか脱脂綿で、やさしく拭きましょう。売っているおしり拭きは赤ちゃんによってあわないことがあります。

睡眠

よく眠るおとなしい赤ちゃん、まとまって眠ってくれない赤ちゃんと、いろいろあります。 必要なだけ眠っているはずです。赤ちゃんのペースにあわせてお母さんもお昼寝をしましょう。

低体重児や未熟児

体重が2500gにならない赤ちゃん(低体重児)や生理的に未熟な赤ちゃん(未熟児)を育てるのは心配や不安がたくさんあります。助産師や保健師が家庭を訪問します。栄養や発育、環境の整え方、病気の予防についてアドバイスをうけましょう。
特に弱くて、入院したりお医者さんによくかかる未熟児は、かかるお金の一部を市が援助してくれます(公的援助制度)。病院や市に相談してください。

2か月から3か月頃の赤ちゃん

この頃になると、まわりのものにはっきりと反応します。
動くものをじっと見つめたり、目で追ったりします。
お母さんの声にも“ウーウー”(喃語)と言って反応します。よりいっそうかわいさを感じます。いっぱい話しかけてあげましょう。

体重と身長

赤ちゃんによっていろいろあります。3か月から4か月で生まれた時の2倍の体重になります。 乳児身体発育曲線の黒い線の中に入って、同じようなカーブなら大丈夫です。

うんち

新生児期より回数は少なくなります。1日1回から2回、ときには2日から3日に1回の赤ちゃんもいます。
スムーズに出ていれば、少しいきんでも便秘ではありません。その子の排便リズムです。
3日間うんちが出なくて、おなかが張っていたり、機嫌が悪いなら綿棒浣腸(刺激)をします。綿棒にオリーブオイルやベビーオイルをつけます。綿のところが隠れるくらい肛門に差し込み、出したり入れたりして刺激します。

おしっこ

1回のおしっこの量が増えます。赤ちゃんの体重・月齢に合ったおむつを選びましょう。

首がすわる

不安定だった首がしっかりしてきます。 首を支えながら立て抱きにしたり、腹ばいにしたりして遊んであげましょう。

皮膚

2か月から3か月くらいまでは皮脂の分泌がとても盛んです。ニキビのようなブツブツが出やすいです。顔も石けんでやさしく洗ってあげましょう。
湿疹がひどく赤くただれたら、石けんが刺激になります。気をつけましょう。 昼間もガーゼやタオルで顔を拭いてあげましょう。
クリームやローションをつけるとカサカサの予防になります。

お散歩に出かけましょう

天気のよい日はお散歩に出かけましょう。
帽子や日傘で紫外線をカットしてください。たくさん話しかけながら楽しくお散歩しましょう。 ぐずったり、寝つきの悪いとき、外に出ると落ち着くこともあります。

予防接種

病院や診療所にできる日と時間を聞いて、行く前に予約してください。

予防接種についての問い合わせ

4か月児健康診査

首のすわり・股関節脱臼・目や耳の正しい発達・声を出したり笑ったりすることをチェックする大切な時期です。必ず健診を受けましょう。
母子健康手帳の受診票が使えます。(3か月から5か月まで)、忘れずに持って受診しましょう。

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