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更新日:2021年2月15日

産後の日常の生活

お産を終えたお母さんの体が妊娠前の状態に戻るためには、心や体にいろいろな変化が現れます。赤ちゃんが生まれると、これまでの夫婦の暮らしに加え、赤ちゃんの世話が加わり、生活が大きく変わります。お父さんは、お母さんの不安や心配事を聞き、一緒に考えてあげたり、赤ちゃんの世話や家事を分担するようにしましょう。

上手な産後の過ごし方

  1. ・まず、出産を喜ぶことがいちばん。
  2. ・物事の優先事項を決めてみましょう。家事も育児も一度に完ぺきにはできません。
  3. ・気力を回復するために体力を回復させましょう。休養を十分とりましょう。
  4. ・自分のために楽しい時間をつくりましょう。自分にごほうびを。
  5. ・自分の気持ちを伝えましょう。
産後は生活する上での役割が大きく変わります。夫や周りのご家族にあなたの気持ちをあせらずにひとつずつ伝え、理解してもらいましょう。

育児は・・・

便利用品などを利用して負担を軽くしましょう

なにからなにまで、完ぺきに育児をしないと気がすまないのでは心身ともに休養が十分にとれません。母親にしかできないことは手をぬかず、市販の物や道具でできることは上手に利用して負担を軽くしましょう。
ぐずりだしたらおんぶをしながら家事をするのもひとつです。

周囲の人に相談しましょう

ひとりで抱え込まずに夫や周りのご家族、友人などに助けを求めましょう。

マタニティーブルーと産後うつ病

マタニティブルーは出産直後から1週間くらいにみられる“一過性”の気分と体調の障害です。特にこれと言った原因がないのに、涙もろい、ゆううつ感、眠れない、疲れやすいなどの症状が出ることがあります。急激なホルモンの変化やお産の疲れ、これからの育児不安などが作用していると思われます。産後の回復には約6週間が必要といわれているのは、このホルモンのアンバランスをからだが調整するのにかかる時間と言えるでしょう。マタニティブルーは「産後うつ病」と似ていますが、別なものと考えられています。産後うつ病はマタニティブルーに比べて症状が多く、比較的持続するのが特徴です。おかしいなと思ったら、早めにメンタルへルスの専門家に相談して下さい。

産婦健康診査を受ける

特に異常がなくても、産後の経過が順調かどうか、出産した病院やクリニックなどで健康診査を受けましょう。
産婦健康診査では、血圧・体重測定・尿検査(糖・たんぱく)・子宮復古・悪露の状態の他、産後のお母さんの心の状態を確認します。

≪受診票の種類≫

  • ・(第1回)産婦健康診査受診票
  • ・(第1回)こころの健康チェック表
  • ・(第2回)産婦健康診査受診票
  • ・(第2回)こころの健康チェック表

≪健診の目安≫

  • ・第1回(産後2週間)…おおむね出産してから5日から21日以内
  • ・第2回(産後1か月)…おおむね出産してから22日から56日以内

≪受診する際の注意点≫

  • ・あらかじめ、「こころの健康チェック表」を記入して、受診するときに持っていってください。
  • ・里帰り分娩などで浜松市の産婦健康診査受診票を使用できない場合は、受診前に問い合わせてください。

※浜松市に住民登録がある人は、「母子健康手帳」(お母さんと赤ちゃんのためのノート)と「産婦健康診査受診票」がもらえます。出産した病院やクリニックに健診に行ったときに、「産婦健康診査受診票」を出してください。お金の一部を出してもらえます。

※産婦健康診査受診票は、平成30年4月1日以降に出産した人が使用できます。受診票を持っていない産婦さんはお問い合わせください。

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