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更新日:2021年2月15日
お産を終えたお母さんの体が妊娠前の状態に戻るためには、心や体にいろいろな変化が現れます。赤ちゃんが生まれると、これまでの夫婦の暮らしに加え、赤ちゃんの世話が加わり、生活が大きく変わります。お父さんは、お母さんの不安や心配事を聞き、一緒に考えてあげたり、赤ちゃんの世話や家事を分担するようにしましょう。
便利用品などを利用して負担を軽くしましょう
周囲の人に相談しましょう
マタニティブルーは出産直後から1週間くらいにみられる“一過性”の気分と体調の障害です。特にこれと言った原因がないのに、涙もろい、ゆううつ感、眠れない、疲れやすいなどの症状が出ることがあります。急激なホルモンの変化やお産の疲れ、これからの育児不安などが作用していると思われます。産後の回復には約6週間が必要といわれているのは、このホルモンのアンバランスをからだが調整するのにかかる時間と言えるでしょう。マタニティブルーは「産後うつ病」と似ていますが、別なものと考えられています。産後うつ病はマタニティブルーに比べて症状が多く、比較的持続するのが特徴です。おかしいなと思ったら、早めにメンタルへルスの専門家に相談して下さい。
特に異常がなくても、産後の経過が順調かどうか、出産した病院やクリニックなどで健康診査を受けましょう。
産婦健康診査では、血圧・体重測定・尿検査(糖・たんぱく)・子宮復古・悪露の状態の他、産後のお母さんの心の状態を確認します。
※浜松市に住民登録がある人は、「母子健康手帳」(お母さんと赤ちゃんのためのノート)と「産婦健康診査受診票」がもらえます。出産した病院やクリニックに健診に行ったときに、「産婦健康診査受診票」を出してください。お金の一部を出してもらえます。
※産婦健康診査受診票は、平成30年4月1日以降に出産した人が使用できます。受診票を持っていない産婦さんはお問い合わせください。
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