緊急情報
ここから本文です。
更新日:2023年3月24日
皆さんは浜松城の天守を誰が建てたかご存知ですか?
「もちろん、徳川家康でしょ!」
と言う方がほとんどなのではないでしょうか?
実は浜松城に石垣を築き、天守を建てたのは、徳川家康ではなく、堀尾吉晴という大名なのです。
堀尾吉晴は、尾張国の出身で、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という三人の天下人に仕えました。豊臣政権下では秀吉の重臣となり、秀吉の天下統一を助けました。
吉晴は、小田原の北条攻めのあと、十二万石の知行で浜松城主となりました。
浜松在城は、わずか十年でありましたが、吉晴が浜松に残したものは大きなものがありました。私たちが現在見ることの出来る浜松城の石垣は、吉晴が築き、天守台の上に巨大な天守を建てたと考えられています。
堀尾氏は知行地内の二俣城や鳥羽山城も石垣を持つ城へ改修しました。浜松城や二俣城を家康の築いた戦国の城から近世城郭へ大きく変貌させ、豊臣政権の天下を世に知らしめました。
その後吉晴は、関ヶ原の戦いで徳川家康の東軍側につきました。関ヶ原の戦いでは、息子忠氏の活躍もあり、二十四万石に加増され出雲・隠岐国の国持大名へ大出世しました。
今回の展示では、吉晴の浜松在城期を中心に、豊臣秀吉の下で頭角を現し、やがて、佐和山城主四万石、浜松城主十二万石と領地加増で出世を繰り返し、秀吉没後は家康に付き、関ヶ原の合戦後に出雲・隠岐国二十四万石の大大名となる生涯を信長・秀吉・家康との関係を交え現存する資料を中心に紹介していきます。
開催期間 |
平成24年10月20日(土曜日)~11月25日(日曜日) |
---|---|
開催場所 |
浜松市博物館 特別展示室 |
開館時間 |
午前9時~午後5時 ※初日は午前10時開館です。 |
休館日 |
10月22日、29日 |
入館料 |
期間中は、特別展観覧料が必要です。 |
後援 |
静岡新聞社・静岡放送 |
講師/佐々木倫朗(大正大学準教授)
日時/10月28日(日曜日) 午後2時~4時
会場/プレスタワー17階 静岡新聞ホール(JR浜松駅北口)
浜松市中区旭町11-1
費用/入場無料 当日会場へお越しください。
内容/展示について、学芸員が解説いたします。
日時/ 10月27日(土曜日)
11月24日(土曜日) 両日とも午後2時~
会場/浜松市博物館 特別展示室
費用/参加費は無料ですが、特別展観覧料が必要です。
日時/11月10日(土曜日)・11日(日曜日)
会場/10日天竜壬生ホール
11日二俣城ほか
問い合わせ/浜松市文化財課(Tel 053-457-2466)
「特別展 浜松城主 堀尾吉晴」
博物館受付にて「特別展 浜松城主 堀尾吉晴」を販売いたしております。郵送販売を希望される方は、必ず下記までお問い合わせの上、送料分の切手を添えて郵便小為替または現金書留にてお申し込みください。
お問い合わせ先:
浜松市博物館
〒432-8018 浜松市中区蜆塚四丁目22番1号
Tel:053-456-2208 Fax:053-456-2275
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください