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更新日:2019年5月18日
弥生時代から平安時代まで続く伊場遺跡群からは、1969年から1981年まで続いた発掘調査で、189点の木簡や1024点の墨書土器が発見されました。古代の国府、郡家クラスの遺跡から100点を超える木簡が出土したことや、律令国家成立期の7世紀代の木簡がまとまって出土したのは、伊場遺跡が最初であり、発見当時は日本の古代史を書き換える大発見として、新聞やテレビで紹介され、大変な話題となりました。(その価値が認められ、静岡県指定有形文化財に指定されています。)
また、木簡に書かれていた内容から、伊場遺跡群は、飛鳥・奈良・平安時代(7~10世紀)における遠江国敷智郡の郡家を中心に、栗原駅家や軍団などが配され、古代の役所や駅として機能していた場所であることが明らかになりました。
本展では、伊場遺跡群出土の木簡や墨書土器などを中心に、古代の浜松の役所や当時の生活についてご紹介します。
開催期間 |
平成30年6月2日(土曜日)~平成30年7月8日(日曜日) |
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開催場所 |
浜松市博物館 |
開館時間 |
午前9時~午後5時 |
期間中の休館日 |
月曜日 |
観覧料 |
大人300円・高校生150円・中学生以下無料 70歳以上の方と障害者手帳をお持ちの方と介添えの方1名まで無料 7月1日(日曜日)は市政記念日で観覧料が無料となります。 |
古代の通行手形(過所木簡)・伊場30号木簡(静岡県指定有形文化財)
伊場遺跡群出土墨書土器(静岡県指定有形文化財)
古代役所の可能性のある建物跡(梶子北遺跡)
ギャラリートーク(担当学芸員による展示解説)
木簡学会静岡特別研究集会2018「東海の地方官衙と木簡-伊場木簡の再評価を中心に-」
公開シンポジウム「静岡県と周辺地域の官衙出土文字資料と手工業」
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