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更新日:2018年3月27日

第4回「十湖賞」俳句大会審査結果

平成24年2月12日(日曜日)、第4回「十湖賞」俳句大会表彰式が浜松市総合産業展示館北館4階1号ホールにて開催されました。
第4回の句題は「ふるさとの空と水」と「浜松市制100周年にちなんだもの」で、全国各地から14,020句のご応募をいただき、その中から、厳正なる審査により入賞した作品を表彰しました。

第4回「十湖賞」俳句大会表彰式の様子

写真:十湖賞受賞者
第4回「十湖賞」俳句大会表彰式 十湖賞受賞者

松島実行委員長あいさつ
第4回「十湖賞」俳句大会
松島実行委員長のあいさつ

表彰の様子
入賞者への表彰の様子

総評の様子
入選句の総評について語る選者

第4回「十湖賞」俳句大会審査結果

選者:九鬼あきゑ、笹瀬節子、鈴木裕之、高柳克弘(五十音順)

 

十湖大賞(十湖賞に選ばれた4句の中から選出)

月と海冷たいしぶきが僕をうつ 鈴木 龍彦(二俣高1年)

部門別 入賞作品

◆一般の部◆

十湖賞

先づ空に畑に一礼鍬始

志村 美好(埼玉県所沢市)

東区長賞

葱太る遠州灘の波の音

稲津とし子(浜松市中区)

特選

艇庫より若人の声秋澄めり

右﨑 容子(浜松市中区)

身籠りし蟷螂に天深みたり

原 百合子(浜松市中区)

佳作

稲架掛やちちははの癖われの癖

鈴木 鈴代(浜松市浜北区)

なせばなる音楽の町さはやかに

村松 信一(浜松市東区)

蓮の実の飛んで近づく故郷かな

稲津とし子(浜松市中区)

田水張るひと日平らに水と空

大森 薫(茨城県筑西市)

水うまき郷にかかりし銀河かな

渡辺 国夫(愛媛県西条市)

妻となり蛍の川に住みにけり

信安 淳子(岡山県岡山市)

◆中学生の部◆

十湖賞

浜松の楽器は春を呼びよせる

小林 桃子(天竜中1年)

市教育長賞

背泳ぎといっしょに泳ぐいわし雲

岩崎弘太郎(与進中2年)

特選

虹を見てまた一歩ずつ歩いてく

岡本紗希子(笠井中3年)

大念仏夏の夜空にしみわたる

古川 紗椰(中郡中2年)

佳作

初凧に大きくなれといのりけり

渡瀬 華(天竜中1年)

目高いるきれいな水がここにある

伊藤 鈴佳(天竜中2年)

涙なんて似合わないぜとからっ風

中村 友洋(笠井中3年)

秋風にピアノの音をのせて弾く

宮松 恭子(西遠女子学園中3年)

夏山の水はあふれて沢つくる

千葉 大樹(中郡中3年)

浜名湖の青と重なる夏の空

石井 健太(積志中3年)

努力賞

体育祭友と見つけたいわし雲

中野 祐里(与進中1年)

朱に染まり風と踊るは曼珠沙華

小池 匡徳(与進中1年)

天高しいつ届くかなぼくの手が

杉浦 成哉(与進中1年)

雪解て新な生命やどりだす

神谷 心優(天竜中1年)

星の数かぞえて歩く夏の道

松下 由紀(中郡中1年)

夕焼の暴れ天竜静かなり

宮木 省吾(笠井中2年)

満月に照り輝くは十湖塚

三海 正樹(笠井中2年)

百年の青田の緑受け継いで

諸井 達哉(与進中2年)

初空に決意をしめし目をとじる

本間 瑞季(与進中2年)

落し水霧の香りが冷やかに

コランタケシ(与進中2年)

葉桜と風と一緒に皆走る

岩倉 実由(天竜中2年)

オリオン座輝く空の砂時計

鈴木 理紗(中郡中2年)

空を飛ぶ翼の下の運動会

松島諒太郎(笠井中3年)

浜名湖の魚がおどりせみがなく

藤丸 力也(笠井中3年)

向日葵に負けじと上を向き歩く

渭原はるな(笠井中3年)

五月雨で力戻りし安間川

鈴木 圭吾(与進中3年)

透き通る浜松の水小鳥来る

遠藤紗里奈(西遠女子学園中3年)

しゃぼん玉とばした中に友の顔

安藤 祐華(西遠女子学園中3年)

とんぼ飛ぶあとに残るはぼくの影

仲田 彩希(中郡中3年)

秋祭り町かけめぐるラッパの音

菅沼 佳代(中郡中3年)

◆小学生の部◆

十湖賞

セミとってでっかい夕陽にかざしたよ

片岡 らら(鴨江小5年)

市教育長賞

天高くはやく行く雲おそい雲

夏野 友祐(豊西小6年)

特選

白く光る海の消しかすシラスかな

小川はるね(都田南小6年)

ぶらんこでとどかぬ空をけってみる

永田 茉那(与進小6年)

佳作

十こいけ月のうさぎはうつるかな

糟谷 日愛(豊西小2年)

熱帯夜宇宙のかけらがふってきた

中野 天音(豊西小6年)

夏の海アカウミガメが旅に出る

松島 百花(豊西小4年)

うぐいすの声をきくため耳すます

南澤 莉那(蒲小6年)

大晦日水が氷にかわりそう

磯部 弘乃(蒲小6年)

太陽といっしょにのぼるこいのぼり

佐藤 史弥(与進小6年)

努力賞

おはじきをとばしてきれいあきのかぜ

藤田 真桜(浜名小2年)

お月さまわたしのあとをついてくる

石塚 麻有(大平台小3年)

太陽がやさしくなるよ秋の空

川合 真央(豊西小4年)

秋晴れに世界の国きがおどってる

鈴木 果穂(豊西小4年)

とうがんの熱いみそ汁母の味

波田野僚穂(豊西小4年)

ふろ上がり祖父と取り合う扇風機

尾崎 竜大(与進北小6年)

すずしさを求めて川へ風の音

坂口 加奈(与進北小6年)

天竜の川の恵みに育つあゆ

伊藤 謙佑(中ノ町小6年)

夏の星見て思い出す祖母の顔

小枝 純(和田東小6年)

息白く青空の中おにごっこ

友田 愛純(大瀬小6年)

ベッドからみたまんげつのうつくしさ

鈴木 淳平(大瀬小6年)

さわさわとすすきがおどる夜の空

大桒 彩菜(豊西小6年)

空高く雲の線路がつづいてる

中安 花野(豊西小6年)

浜松をずっと見てきた天の川

加藤 絢香(笠井小6年)

あじさいがみずをはじいて光ってる

瀧本 亜樹(笠井小6年)

浜松市百年祝う桜かな

鈴木 昇汰(蒲小6年)

空と水きょうりょくしあって雪とけた

大谷みずほ(与進小6年)

草の中ちいさくさくよきくの花

犬塚 開斗(与進小6年)

泉にはみんなの平和ねむってる

清水光之介(与進小6年)

向日葵は夢に向かって咲いている

安藤 美波(与進小6年)

向日葵のすきまから見る天竜川

市野那津子(与進小6年)

誰よりも合唱好きな雨蛙

川路 萌(与進小6年)

手を合わせ待ちどおしいよ流れ星

山田 栞里(与進小6年)

冬の日のピアノの音の温かさ

田北 雄大(与進小6年)

なつの海青くすずしい魚いる

水谷つばさ(和田小6年)

私もね浜松育ちうなぎもね

市川 有深(与進北小6年)

◆高校生の部◆

十湖賞

月と海冷たいしぶきが僕をうつ

鈴木 龍彦(二俣高1年)

県教育長賞

夕焼がふるさとすべて包みこむ

掛井 夏美(二俣高1年)

特選

あと一歩縮まぬ距離に風薫る

山本菜三恵(二俣高2年)

梅雨明けて教室からのアクトタワー

森 秀一郎(浜名高3年)

佳作

蜘蛛の糸雫をあびて光りだす

内山 謙也(二俣高1年)

かげろうをうちけし走る子どもたち

鈴木 豪人(二俣高1年)

夏の夜プラネタリウム独り占め

髙野 晴菜(二俣高2年)

秋の夜またあの本へ入り込む

増田 寛也(二俣高3年)

頂点へ登り続ける入道雲

森上 咲希(浜名高1年)

河川敷夏は涼しい通学路

藤井 梨乃(浜松東高3年)

努力賞

夏の空大きな花が咲きほこる

平野 舞彩(二俣高1年)

桜舞う道踏みしめて別れの日

鈴木 晶子(二俣高1年)

釣堀でなにもつれない風の音

栗田 潤一(二俣高1年)

屋根の上カボチャを持ったサルがいる

佐々木帆奈(二俣高2年)

せみがなく引退試合せまってる

佐藤 七海(二俣高2年)

初雀未来目がけてまっすぐに

中野 雅章(二俣高2年)

軒先に切干し大根祖母の味

紅瀨絵実佳(二俣高2年)

城跡へ桜吹雪の道続く

山崎 詩織(気賀高3年)

朧月奥で聞こえる母の声

河合 美佳(気賀高3年)

作曲も自由自在なカエルの子

佐藤 和世(二俣高3年)

鰯雲犬と私のおにごっこ

鈴木 亜美(二俣高3年)

夏休み君が見つける物語

鈴木 聡史(二俣高3年)

雨上がり教室で見る空に虹

小長井春穂(浜名高1年)

ブランコをこけば近づく夜の空

内山 翔也(浜名高1年)

セミのこえロックだましいひびいてる

匂坂 瑞稀(浜松東高3年)

その他関連資料

第4回「十湖賞」俳句大会 投句結果報告書(PDF:71KB)

過去の大会結果

第3回「十湖賞」俳句大会 表彰式と審査結果

第2回「十湖賞」俳句大会 審査結果

第1回「十湖賞」俳句大会 審査結果

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